万国公法関連文献目録
西 英昭
日本語・論文
尾川昌法「明治の人権論・ノート(5)坂本龍馬と『万国公法』―「人権」の誕生(5)」(人権21.165・2003)
尾川昌法「明治の人権論・ノート(3)『性法略』ともう一つの『万国公法』―「人権」の誕生(3)」(人権21.163・2003)
武山眞行「ベトナム版丁?良『万国公法』―植民地化進行過程下での翻刻」(法学新報109-5/6・2003)
尾川昌法「明治の人権論・ノート(1)オランダ留学と『万国公法』――「人権」の誕生(1)」(人権21.161・2002)
高原泉「「万国公法」観の諸相―維新政権と「公」をめぐって」(法学新報109-1/2・2002)
松井利彦「漢訳語の日本語への受容―漢訳『万国公法』の「責任」の場合」(文林36・2002)
桐原健真「吉田松陰における対外観―「万国公法」以前の国際秩序認識」(文芸研究152・2001)
金鳳珍「「礼」と万国公法の間―朝鮮の初期開化派の公法観」(北九州市立大学外国語学部紀要102・2001)
川島真「中国における万国公法の受容と適用・再考」(東アジア近代史3・2000)
茂木敏夫「中国における近代国際法の受容―「朝貢と条約の並存」の諸相―」(東アジア近代史3・2000)
安岡昭男「慶応・明治初期の万国公法点描」(日本古書通信64-7・1999)
高原泉「開成所版『万国公法』の刊行―万屋兵四郎と勝海舟をめぐって」(中央大学大学院研究年報29(法学)・1999)
大畑篤四郎「東アジアにおける国際法(万国公法)の受容と適用」(東アジア近代史2・1999)
川島真「中国における万国公法の受容と適用―「朝貢と条約」をめぐる研究動向と問題提起」(東アジア近代史2・1999)
金容九「朝鮮における万国公法の受容と適用」(東アジア近代史2・1999)
安岡昭男「日本における万国公法の受容と適用」(東アジア近代史2・1999)
原田環「シンポジウム「東アジアにおける万国公法の受容と適用」を終えて」(東アジア近代史2・1999)
松井芳郎「国際法と市民の暮らし―万国公法時代から現代生活まで」(書斎の窓478・1998)
高原泉「清国版『万国公法』の刊行と日本への伝播―日本における国際認識転換の前提として」(中央大学大学院研究年報28(法学)・1998)
坂本多加雄「(7)「万国公法」と「文明世界」(特集 100号記念特別号外交フォーラム傑作選――代表論文10選)」(外交フォーラム9-13・1996)
松本健一「世界へのまなざし―「万国公法」をめぐって」(日本及日本人1619・1995)
林学忠「日清戦争以降中国における国際法の受容過程:特に国際法関係の翻訳と著作をめぐって」(東アジア地域研究2・1995)
金鳳珍「東アジア3国の「開国」と万国公法の受容」(北九州大学外国語学部紀要84・1995)
松本健一「幕末史話 “第3の開国”のさ中に―22―ハリスの後ろ楯となった「万国公法」」(エコノミスト72-12・1994)
金鳳珍「朝鮮の万国公法の受容―開港前夜から甲申政変に至るまで」(北九州大学外国語学部紀要78、80・1993-94)
細野浩二「華夷観念と帝国主義の間の康有為―戊戌変法の完整指標をめぐって―」(早稲田大学大学院文学研究科紀要(哲学・史学編)38、39・1993-94)
武山眞行「唐通事による『和解万国公法』」(『近代日本の形成と宗教問題』(中央大学出版部・1992)
細野浩二「“西洋の衝撃”をめぐる日本と中国の態様―国際法の法的規範への対応の条理とその特質―」(早稲田大学大学院文学研究科紀要(哲学・史学編)36、37・1991-92)
張嘉寧「『万国公法』成立事情と翻訳問題―その中国語訳と和訳をめぐって」(加藤周一・丸山真男編『翻訳の思想』(『日本近代思想体系』第15巻・岩波書店・1991))
松井利彦「漢訳「万国公法」の熟字と近代日本漢語(近代語の研究)」(国語と国文学62-5・1985)
安岡昭男「万国公法と明治外交(日本政治経済史学研究所創立20周年記念論叢)」(政治経済史学200・1983)
佐藤 慎一「鄭観応について―「万国公法」と「商戦」」(東北大学法学47-4、48-4、49-2・1983-85)(書評:野村浩一・法制史研究36・1986)
裵載湜「韓國における国際法の生成」(法律論叢54-6・1982)
細野浩二「「万国公法」認識から東洋盟主論まで―小野梓の対外論とその展開」(早稲田大学史記要12、13・1979-80)
佐藤慎一「『清末啓蒙思想』の成立―世界像の変容を中心として―」(国家学会雑誌92-5/6、93-1/2・1979-80)
佐藤慎一「『文明』と『万国公法』―近代中国における国際法受容の一側面―」(祖川武夫編『国際政治思想と対外意識』(創文社・1977))
田岡良一「西周助「万国公法」(紹介)」(国際法外交雑誌71-1・1972)
住吉良人「Henry Wheaton;Elements of International Law,1836.丁韙良(W.A.P.Martin)「万国公法1巻(同治3年1864年)」瓜生三寅「交道起源(一名万国公法全書)1号(慶応4年1867年)」(資料紹介)〔漢訳・邦訳比較紹介〕」(法律論叢44-2,3・1970)
日本語・著書
徐賢燮『近代朝鮮の外交と国際法受容』(明石書店・2001)
佐々木揚『清末中国における日本観と西洋観』(東京大学出版会・2000)
佐藤慎一『近代中国の知識人と文明』(東京大学出版会・1996)
中国語・論文
王存奎「略論中国近代外交思想中的均勢観」(安徽史学2003-4)
王玫黎「国際法観念与近代中国法律改制」(鄭州大学学報哲社版2003-4)
張燕清「丁韙良与《万国公法》―兼論国際法学東漸之肇始」(徐州師範大学学報哲学社会科学版2003-3)
蔣跌波「試析曾紀澤的近代国際法意識」(麗水師範専科学校学報2003-3)
馬方方「関于清末列強在華領事裁判権的再思考」(吉林師範大学学報人文社会版2003-2)
施建興「国際法的輸入与中国近代国家主権観念的発靭」(南平師専学報2003-1)
柳賓「有関胶州湾事件的幾個国際法問題」(青島大学師範学院学報2003-1)
曹勝・柳賓「試論国際法的輸入対晩清外交近代化的影響」(青島科技大学学報社会科学版2002-4)
蘇亦工「鴉片戦争与近代中西法律文化衝突之由来」(張生主編『中国法律近代化論集』(中国政法大学出版社・2002)
馬小紅「近代西方法学的輸入与維新派的法理論体系」(張生主編『中国法律近代化論集』(中国政法大学出版社・2002)
李勝渝「中国近代国際法探源」(四川教育学院学報2001-7)
柳兵「国際法的輸入与中国外交近代化之起歩」(天津社会科学2001-1)
李貴連・兪江「簡論中国近代法学的翻訳与移植―以我国第一部国際私法訳著為例」(『継承与創新(法律史論叢8)』(法律出版社・2001)
何勤華「万国公法与清末国際法」(法学研究2001-5、同『外国法与中国法』(中国政法大学出版社・2003))
何勤華「略論民国時期中国移植国際法的理論与実践」(法商研究―中南財経政法大学学報法学版2001-4、同『外国法与中国法』(中国政法大学出版社・2003))
趙宝愛「試論中法戦争中的国際法問題」(烟台師範学院学報哲社版2001-3)
魯納(Rune Svarverud)・王笑紅訳「万民法在中国国際法的最初漢訳―兼及《海国図志》的編纂」(中外法学2000-3)
陳双燕「経世致用与中国外交観念的産生」(学術月刊2000-1)
田濤「鄭観応対国際法的認識」(天津師範大学学報社科版2001-6)
田濤・李祝環「清末翻訳外国法学書籍評述」(中外法学2000-3)
田濤「19世紀下半期中国知識界的国際法観念」(近代史研究2000-2)
田濤「晩清国際法輸入述論」(天津社会科学1999-6)
田濤「丁韙良与万国公法」(社会科学研究1999-5)
高其才「領事裁判権与近代中国法制変革」(法制日報1999.7.15)
楊澤偉「近代国際法輸入中国与其影響」(法学研究1999-3)
劉保剛「論晩清士大夫公法観念的演変」(浙江学刊1999-3)
趙暁耕「近代不平等条約与清末法制的変革」(浙江社会科学1999-1)
鄭文舉・王玫黎「国際法観念与中国法的近代転型」(天府新論1999-1)
夏泉「試論晩清早期駐外公使的国際法意識」(江西社会科学1998-10)
王玫黎「中国伝統文化与近代国際法探析」(現代法学1998-3)
劉悦斌「薛福成対近代国際法的接受和運用」(河北師範大学学報哲社版1998-2)
郭衛東「近代中国利権喪失的一種因由:領事裁判権在華確立過程研究」(近代史研究1997-2)
楊澤偉「我国清代国際法之一瞥」(中州学刊1996-2、船山学刊1996-2)
邱遠猷「林則徐禁烟抗英的法律思想」(中州学刊1995-3)
李育民「近代中国的領事裁判権制度」(湖南師範大学社会科学学報1995-4)
程道徳「試論近代中国不平等条約体系的形成与拡展」(中外法学1994-3)
劉恒煥「中国国際法学的開山者―林則徐」(中山大学学報社会科学版1・1991)
張勁早・邱在珏・張敏『林則徐与国際法』(福建教育出版社・1990)
程鵬「西方国際法首次伝入中国問題的探討」(北京大学学報(哲学社会科学)5・1989)
王維倹「林則徐翻訳西方国際法著作考略」(中山大学学報哲学社会科学版1985-1)
張勁草・邱在珏「論国際法之伝入中国」(河北大学学報1984-2)
張勁草「林則徐与国際法」(法学雑誌1983-1)
張勁草「国際法最早的漢分訳著者是林則徐」(法学1982-5)
姚淇清「我國不平等条約與国際法之研究」(中山学術論叢2・1981)
丘宏逹「西方“國際法”輸入中國的經過」(東方雑誌(復刊)1-2・1968)
陳世財「中國國際法學之源流」(同『国際法学』上巻・精華印書局・1954)
李抱宏「國際公法之初次輸入中國問題」(外交研究1-6・1939)
蔣廷黻「國際公法輸入之中國之起始」(清華大学政治学報1-2・1932)
中国語・図書
田濤『国際法輸入与晩清中国』(済南出版社・2001)
程道徳『近代中国外交與国際法』(現代出版社・1993)
呉孟雪『美国在華領事裁判権百年史』(社会科学文献出版社・1992)
韓国語・論文
姜相圭「근대 일본의「萬國公法」수용에 관한 연구」(震檀學報87・1999)
김겹천「궁화체제・만국공법질서의 착종과 정치세력의 분열」(한국사11・1995)
金鳳珍「朝鮮의萬國公法受容에 관한一考察―開港前後에서 甲申政變에 이르기까지―」(서울大學校碩士論文・1985)
金鳳珍「漢城周報의 발행과 조선의 萬國公法수용」(『한곡전통사회의 구조와 변동』・1986)
金世民「萬國公法을 통해 본 開港期 朝鮮의 對外認識」(史學研究52・1996)
金世民「開港期 萬國公法과 國際認識」(『한국사와 동아시아』・1997)
金世民「漢城旬報・周報를 통해 본 萬國公法觀」(郷土서울57・1997)
金世民「19세기말 執權層의 萬國公法認識과 政策」(史學研究58/59・1999)
金世民「19세기말 開化派의 萬國公法認識」(江原史學15/16・1999)
金世民「衛正斥邪派의 萬國公法 認識」(江原史學17/18・2002)
金容九「西洋國際法理論의 朝鮮傳來에 관한 小考」(泰東古典研究10・1993)
金容九「朝鮮에 있어서 萬國公法의 受容과 適用」(國際問題研究23・1999)
金孝全「韓國에 있어서 國際法의 初期受容」(『韓國國際法學의諸問題』(博英社・1987)
金孝全「近代韓國에 있어서의 國際法發達」(東亞法學8・1989)
裵載湜「韓國에서의 國際法의 生成」(法學21-1・1980)
李光麟「韓國에 있어서의 萬國公法의 受容과 影響」(『韓國開化史의 諸問題』(一潮閣・1990)
李漢基「韓國과 日本의 國際法發達?에 관한 약간의 比較研究」(大韓國際法學論叢20-1・1975)
李漢基「韓國 및 日本의 開國과 國際法」(學術院論文集19・1980)
柳在坤『日帝의 對韓侵略論理와 萬國公法』(韓國精神文化研究院博士論文・1996)
柳在坤「韓・日兩國의 萬國公法 受容・認識」(韓日関係史研究7・1997)
諸成鎬「舊韓末萬國公法의 認識과 受容」(『韓國法史學論叢』朴秉濠教授還甲紀念・1991)
李根寛「동아시아에서의 유럽 국제법의 수용에 관한 고찰 −『만국공법』의 번역을 중심으로 −」(서울국제법연구9-2・2002)
韓国語・著書
金世民『韓國近代史와 萬國公法』(景仁出版社・2002)
金容九『세계관충돌의 국제정치학:동양禮와 서양公法』(나남出版社・1997)
英語
Sang-Myon Rhee, Korean Attitudes toward International Law before the Open Door to the West, 法學(서울大)24-2/3, 1983
Sang-Myon Rhee, Korean-American Treaty and Sino-Korean Relation,法學(서울大)23-4, 1982
Peter Duus, Science and Salvation in China: The Life and Work of W. A. P. Martin (1827-1916), in: Kwang-Ching Liu ed., American Missionaries in China (Harvard East Asian Monograph 21, 1970)
Hsu, Immanuel, China's Entrance into the Family of Nations : the Diplomatic Phase, 1858-1860, Harvard University Press, 1960
Chang His-t'ung(張錫彤), The Eariest Phase of the Introduction of Western Political
Science into China, in: The Yenching journal of social studies -1, 1950